ナース服を着た狸。-ぽんぽこぽん!-

お仕事のこと、プライベートなこと。何でも書いてます。

知らない間に

 

夏になっていた

 

 

 

歩くだけで汗をかいてしまうような暑さで驚きもあるけど

どうしても思い出してしまう

 

 

私は確かあの時

サイトを辞めてあの人と連絡を取って

夏に初めて会って

キスをして

抱き合って

付き合った

 

 

 

車の運転が凄く上手で

とっても楽しそうに運転していたあの人に

もう会うことはないんだけど

あの人は元気なのかなと少し思った

 

 

 

 

少し涼しい風が入ってくる

ベッドの窓際で

心が溢れ出る

 

そんな感覚

 

夜だからなのか

 

一定の間隔で思いが溢れ出る夜がある

 

 

明日もあるのになあと思いながら涙が止まらないから

とりあえず満足するまで出し続ける

 

 

心が溢れ出す

 

言葉が溢れ出す

 

誰にも言わない言えない思いを

 

誰かに優しく伝えたいような

 

伝わって欲しくないような感覚

 

 

疲れて眠ってリセットさん

会いたくて痛くてつらい

 

抱き合った瞬間はすべて知り尽くせた気分になってその気になっていたけど

 

結局何も知れてなかった自分に気付いて酷くへこむ

 

君に会いたい会いたい

って思っても君の既読スルー、メッセージは一方通行

 

会いたいが痛くてつらい

 

会いたいすら言えない自分がつらい

 

君を思う誰かの気持ちに私は勝てない

 

君が思う誰かの気持ちに私は代われない

 

気付いた引き出しの中

君からもらった入浴剤

心と体がリラックスできるよってくれた物

その時初めてキスして初めて抱き合った

その時のプレゼント

使えずに奥の方に隠す

 

会いたいが痛くてつらい

 

会いたいが痛いことなんて無いんと思うんだけど

 

ひどく痛くてつらい

 

どこかで会いたくて居たいと伝えられるようなそんな私でありたい

入浴剤閉まったまま、メッセージ送ったまま

ゆうやけこやけでまた明日

 

くるくる回って空回り

いつからか指に絡めてたはリボンすり抜ける

シルクの触り心地

光で輝く産毛

涙で濡れたほっぺたが夕日に照らされてる

遠くで聞こえるゆうやけこやけ

どこからか運ばれるカレーの香り

烏が鳴いてさよなら

また明日ね、明日も会えるよね

会えるって信じてるし

また笑顔で話せるって思ってる

僕は信じてる

君を思っている僕は信じてね

 

 

どこかで期待していたんだ

 

 

私が一番って思ってくれる人がいるんだと

 

 

なんてワガママな話なんだ

 

 

なんて自分勝手な話なんだ

 

 

誰かに縋りたい

 

 

誰かに甘えたい

 

 

誰に?

 

 

誰にそうしてもらいたいの?

 

 

誰でもいいんじゃないのに

 

 

うまく伝えられない

 

 

会いたいです

責任

 

患者さんに信頼してもらいたい

 

患者さんを安心させたい

 

責任をもって仕事がしたい  

 

その為には私はもっと勉強して知識を持たなきゃだめなんだ

 

なんにも分かってない

 

 

 

倫理観はたしかに必要だ

人間味の溢れる優しさだって必要だ

あたたかい笑顔だって

ユーモアさだって

安心と信頼を得るためには必要だ

 

 

でも安心と信頼を与える為にも

私には知識が必要だ

 

 

もっと深い知識があれば

 

患者さんの不安だってもっと分かる

 

つらい痛みにだって寄り添って対処ができる

 

 

 

 

 

 

 

笑顔の私が今周りから求められているのも

 

私が私自身に求めているものも責任と知識なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

もっと勉強しなきゃ